PTC特性

自己過熱抑制PTC(面状)発熱体

低温やけどや、異常過熱など、電気式床暖房には様々な心配があります。
それらを解決してくれるのがこのPTC(面状)発熱体です。

PTC(面状)発熱体とは

PTC(面状)発熱体とは

PTC(面状)発熱体とは

「PTC特性」とは温度が高くなると電気抵抗値が上がる特性のことを言います。
この「PTC特性」を具体的に図に表すと、上図のように温度が低い時は、導体粒子(カーボン)の連鎖が連なっていて、電気が流れやすく(抵抗値が低い)、温度が高くなると、不導体粒子(樹脂)が膨張し、導体粒子の連鎖が少しずつ離れ、電気が流れにくく(抵抗値が高い)なります。
さらにある一定温度を超えると抵抗値が急激に増加し、通電電流を抑制するため異常過熱になることがありません (自己過熱抑制機能)。

温度が上昇すると消費電力が低下し、一定の温度以上に上がりません。

面全体が発熱体だから均一な温度分布で、しかも昇温性に優れています。

自己過熱抑制により、低温やけどの心配が不要

サーミスタなどのセンサでの制御方法だと、センサのある点で温度制御を行っているため、センサが感知していない部分での、こもり熱(閉寒温度)が上昇して、低温やけどを起こすおそれがあります。

 「ほっとDAN」では、面全体がセンサの役割をしているため、自己過熱抑制機能が機能し、一定の温度以上に上がらなくなり、低温やけどや異常過熱の心配がなくなります。

サーミスタなどのセンサでの制御方法だと、センサのある点で温度制御を行っているため、センサが感知していない部分での、こもり熱(閉寒温度)が上昇して、低温やけどを起こすおそれがあります。  「ほっとDAN」では、面全体がセンサの役割をしているため、自己過熱抑制機能が機能し、一定の温度以上に上がらなくなり、低温やけどや異常過熱の心配がなくなります。

均一な温度分布によりどこでも暖かい

真球度が高く粒度分布が非常にシャープなカーボン及び不導体粒子(樹脂)が均一分散しているため、面全体の抵抗・発熱も均一となり、どの場所にいても同じ温度です。

伝導熱暖房に加え輻射熱暖房のため空気の乾燥がなく、燃焼ガスによる空気の汚れもありません。
また室内の上下の温度差が少なく一定のため、頭寒足熱で快適性に優れています。

垂直温度分布図

選べて省エネ

PTC(面状)発熱体の「ほっとDAN」は、敷設面積の約90%が熱源になっているので、熱の伝導性に優れ、立上りが早く熱のロスがありません。

また標準の発熱体の他に、ハイパワー発熱体もあり、無垢材や、じゅうたん、乾式・湿式コンクリート埋設にも、柔軟に対応でき、かつ省エネ生活が実現できます。

低温からの立ち上がり